PPL2026 Posters
リフレクションによる時刻の扱い(ポスター)
鈴木季,森口草介,渡部卓雄
第28回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ(PPL 2026), Mar. 9-12, 2026.
概要
リフレクションとは言語が実行中に自身の状態を参照・変更する仕組みであり、高い拡張性や様々な言語機能を統一的な形式で導入できるという利点がある。リフレクションでは基本的に環境や継続など言語内部の要素を扱うため、入出力や時刻といった物理的な要素を扱うものは多くない。本研究では時間に関するリフレクションを行うことで実行時間の計測や実行の待機といった操作の統一的な記述を目指す。
JETLS.jl: 静的解析とランタイム情報を掛け合わせたJulia言語の高機能Language Serverの実装(ポスター)
門脇宗平, 山口悠地, 森口草介, 渡部卓雄
第28回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ(PPL 2026), Mar. 9-12, 2026.
概要
JETLS.jl は Julia コンパイラインフラを最大限活用し,既存の Language Server (LS) と比較して高機能かつ高いメンテナンス性を備えることを目指して開発されている LS である.Julia はマクロの存在,総称関数を中心とした記述スタイルなどにみられるような柔軟で動的な特性を備えており,実用的な LS の実装にはさまざまな困難や工夫すべき点が存在する. 本発表ではこのような言語で実用的な LS を実現するための実装上の選択や,残る課題とその対応策の展望などを紹介する.
同型を除いた単一化を用いた型主導ライブラリ検索(ポスター)
瀧本哲史, 森口草介, 渡部卓雄
第28回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ(PPL 2026), Mar. 9-12, 2026.
概要
型主導ライブラリ検索ではライブラリ中のAPI(関数・定理など)をその型シグニチャによって検索できる.この検索手法は,依存型に基づく定理証明支援系を用いた証明を行う際に,既存の結果の再利用を促進する点で有用である.しかし,定理証明支援系向けの既存の型主導ライブラリ検索システムは,検索に有用な柔軟性のサポートが不十分であり,結果として,クエリとして入力した型と意味的に等価な型シグニチャを持つAPIが検索結果から外れる事象が発生していた.より柔軟な型主導ライブラリ検索を実現するため,本研究では,同型を除いた単一化を用いた検索手法を提案する.