ETNET2018 Talk

Posted on March 7, 2018

アクターモデルと関数リアクティブプログラミングの融合による小規模組込みシステム開発

渡部卓雄
組込み技術とネットワークに関するワークショップ(ETNET2018), 隠岐の島文化会館, 2018年3月7-8日.

概要

アクターモデルの考え方を取り入れた関数リアクティブプログラミング(FRP)言語の利用が,計算資源の限られた組込みシステムにおいて柔軟な実行方式を可能にすることを示す.提案方式の特色は,小規模組込みシステム向けFRP言語の実行時システムを並行計算モデルのひとつであるアクターモデルを用いて構成することで,FRPの特徴である宣言的記述にもとづく高い抽象性を保ちつつ,適応性の向上を可能にすることにある.これにより,適応的動作を含む組込みシステムの動作を宣言的に記述することが可能になることを例題を通して示す.

論文

渡部卓雄, アクターモデルと関数リアクティブプログラミングの融合による小規模組込みシステム開発,
情報処理学会研究報告(IPSJ SIG Technical Reports), Vol. 2018-EMB-47, No. 26, Feb., 2018.
http://id.nii.ac.jp/1001/00186360/

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